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【読書メモ】ゲームAIを学ぶ〜知能があると錯覚させる方法がなぜ必要か〜 1.1 Introduction

 

最初に

本記事は以下の本から得た知見を自分用のメモも兼ねて要約したり、まとめた記事となります。ただし本の内容をそのまま書き写ししたり翻訳しているわけではなく、自身で調べたものや感想が大幅に混じっています。あと英語力が足りないため意味合いも違うかもしれません。参考程度に見てもらえればと思います。あと間違ってたら教えてもらえると嬉しいです。

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https://www.amazon.co.jp/Game-AI-Pro-Collected-Professionals/dp/1498742580

 

この本は英書のため、ちょっとずつ読んでいこうと思っています。気長にお付き合い頂けると嬉しいです。 

1.1 Introduction

「人間的振る舞いを作るために努力してるけど、実際にはぎこちなくて、しかも酷く不安定なものしか作れないよね。

 

そんな知性を作り直すよりも、知性があると錯覚させることに注力するべきだよ!そう言う細工とかすれば僕たちは多分、プレイヤーに「そこには本物の知性がある!」と思わせることができる。

 

実際、そういったトリックを使わなかったとして、ゲーム世界において期待されている役割をキャラクターが振舞わなかったとしたら、本物の人間的振る舞いを作ったとしても、それは無能であり非人間的な知性と感じさせてしまう。

 

だからこのチャプターではプレイヤーに本物の知性があると感じさせるのが科学的に可能な理由と、プレイヤーの目に「このキャラには知性がある」と錯覚させ続けるための具体的な方法を6つ紹介するよ!」

 

みたいな前置きをしています。ここから本格的な説明が始まるみたいです。ワクワクしますね。明日は1.2 Why the Illusion Worksを読み進めたいと思います。